Re:DED
落書きばかりです。色々ごちゃ混ぜ。3までネタバレ。
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どっちが受とか攻とかほんとわからない…。
プラトニック系少女漫画みたいなノリでいいのかな。
プラトニック系少女漫画みたいなノリでいいのかな。
男の眼は惑わない。吹き溜まりの頂点に立っているというのに、欠片も淀みがない。
夜は更けて静かな部屋に大吾の欠伸が響いた。そろそろ帰るか、と呟いた男は峯を見て僅かに口角を持ち上げた。
「今日もお疲れさん、助かったぜ」
「ありがとうございます」
峯が笑い返せば想像以上にぎこちなくなった笑顔が、照れているように見えたのか大吾が声をあげて笑った。
「正直、お前いなきゃ今頃どうなってたかわからねェよ」
「そんな……」
「峯がいなかったら、駄目だな、俺」
大吾がそう言った途端、心臓が軋む心地がした。やめてくれ、と叫びたいのを峯は堪える。手放しで褒められるのに馴れていない。ましてや相手が大吾ならなおさらだ。
自分と大して年の変わらない男が、これほどまでに怖ろしくひれ伏したい存在になると峯は少しも思っていなかった。己が矮小だったのか、この男が偉大なのかそれすらもうわからない。今はただ怖い。堂島大吾が、怖い。
「あまり持ち上げられると、調子に乗りますよ」
「お前は少し調子に乗るくらいが丁度いいと思うけどな」
「……そうでも、ないです」
今だって、捨てられたくないとみっともない程に強く願っている。峯が疑い無く信じているのは堂島大吾だけで、男の側以外に光は差さない。
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大吾の方が一つ上なんですけど誕生日の関係でたまたま同い年とかなんとか。
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