Re:DED
落書きばかりです。色々ごちゃ混ぜ。3までネタバレ。
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真島と伊達さんになんとなく会話させてると、何このリリカルとかなってどうにも恥ずかしいんですが、真島が公式でおセンチて言われてたので開き直ります。
伊達さんはリリカルっていうか感情でしか基本動かないしなぁ。親友とか恥ずかしげもなく言うあたり、かなりのリリカル。
伊達さんはリリカルっていうか感情でしか基本動かないしなぁ。親友とか恥ずかしげもなく言うあたり、かなりのリリカル。
足音が急に止まったので振り向くと、立ちつくす真島の眼からはだらりと透明の液体がこぼれていて伊達は少なからずぎょっとした。それが涙と気付いたのは僅かに遅れてからで、自然と近付く足を早める。
「大丈夫、か?」
目か頭、どちらを先に心配するべきか迷っていたら、真島が右手で乱暴に拭ったあと指先を舐めて口端を持ち上げた。
「季節モンや、大した事はない」
そういや最近寒ィもんなぁ、と伊達は呟いてみたが案の定返答はなかった。涙は止まらないらしく、鬱陶しそうに手の甲で目をこすっている。
考える必要も義務も、恐らく無いのだとは思う。去年や一昨年やそのずっと前の事ではなくて、まだ生きている自分達は、少しは明るい未来に思考を巡らせたっていい筈なのだ。沖縄のクリスマスはどうだ、と電話をかけてみたり、年頃の娘にクリスマスプレゼントって何買やいいかわかんねェだなんてくだを巻いてみたり、こういう時だからと飲み明かす予定を立てたって許される筈なのだ。
表通りは赤と緑に飾り付けられ、クリスマスソングがどの店からもひっきりなしに流されては混ざり合い不協和音を作り出し、伊達はどうしようもなく悲しい気分になった。今の自分達は少なからず生きることに忙しくて、居ない誰かの為に立ち止まる暇なんてない。
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真島伊達inクリスマス。
1と2の関係者はクリスマスが近くなると色々思いだして憂鬱になるんだろうなぁと。
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